こんにちは、ドングリデザインのフジモトです。
花粉が飛び交う季節ですね…。家の中でも空気清浄機が欠かせません。
さて、今回はキャラクターアイコンが出来上がるまでの工程をご紹介します。
実際に作成していく流れを例に、制作のときに気を付けているポイントを交えてお伝えしていきます!
今回は、「似顔絵風キャラクターアイコン」を制作していきます!
- 1.ヒアリング
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右のようなヒアリングシートに回答してもらい、ベース資料とします。
キャラクターを作る目的や意図なども、
デザインのヒントになることがあるのでお聞きしています。今回の依頼の詳細- 本人だと分かる特徴がある程度のかわいい”似顔絵風”
- ゲーム好きなので、コントローラーを持たせたり好きなキャラクターに似せてもいいなと思っている
- 大人の男性たちで使っているチャットアプリのアイコンなので、子どもっぽすぎず愛嬌のあるデザインがいい
- 2.情報収集
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デザインする上で知りたい情報を集めていきます。
今回は、コントローラーなどゲームに関するモチーフの下調べを中心に行いました。
制作するものによっては、このステップにかなり時間をかけることもあります。 - 3.ラフ
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まずはアナログでイメージを描いてみます。
集めた情報を参考にしつつ、ラフにあれこれ書きます。きっちりと決まっていませんが、
- 大まかなイメージを描く
- モチーフをどんなふうに表現するか
- ヒアリングシートのイメージからズレていないかチェック
…を繰り返すような流れです。
ある程度まとまってきたら、ご提案するデザインを決めてAdobe Illustrator(イラレ)でラフ案を作成していきます。
手書きスケッチではなくベクターデータ化したものを「ラフ案」としています(キャラクター制作のみ)
制作側は修正や調整がしやすく、クライアント側は完成に近いデザイン案を見られることから、この方法をとっています。
今回は2パターンご提案するプランだったので、2種類ラフを作成!
アイコンとして使う状況をイメージして、正円の中におさめた時のバランスに気をつけました。
ラフ案が出来上がれば、お客さまに見てもらい、どちらの案がイメージに近いかお聞きします。
- 4.清書
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選ばれたラフにお客さまからのご希望を反映させます。
色味やパーツのバランス、表情など…「こんな感じかな」と決まったところで、影やハイライトなどの細かい描き込みを加えます。
清書が完了したデザインを再度お客さまに見ていただき、気になる点を挙げてもらいながら修正をしていきます。
- 5.完成
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ご納得いただけるデザインになれば、完成です!
ポーズ差分も合わせて制作する場合は、ここからキャラクターのポーズ違いデザインを作成していきます。
最後は、事前にお知らせいただいた仕様・形式で納品データを作成し、納品となります。
今回ご紹介したのはご依頼の一例となります。
大まかな流れとして参考にしていただければ嬉しいです
今後も別の制作のようすを載せていく予定ですので、気になった方はぜひまた覗きにきてくださいね。
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